思いの外マッスルメモリーがあって上腕三頭筋大歓喜な話

はじめに

こんにちは、じーこです。
『筋肉 Advent Calender 2018』 私の番がやってきました!!
ということで記事を書きましたのでご確認ください!

記事の内容は
・2010〜2014年はがっつり筋トレしていたこと
・2015〜2018年7月は筋トレをサボっていたこと
・2018年8月から本格的に筋トレを再開したこと
・思いの外マッスルメモリーがあったこと
以上のことから当初の宣言通りマッスルメモリーに関してです。

それではいってみましょう!!

マッスルメモリーとは

過去に筋肥大させた筋肉はトレーニングを実施しない期間によって小さくなってしまっても、筋肥大させていない筋肉に比べ、早く元のサイズに筋肥大させることができます。この現象?のことをマッスルメモリーといいます。

では、どういう仕組みでこのようなことがおきるのでしょうか。
石井直方先生の名著『トレーニングをする前に読む本』に大変参考になる記述あったので引用させていただきます。

これまで述べたことから、「筋の記憶」の仕組みについて、少なくとも2つ の可能性が考えられます。

1つは、長年のトレーニングによって筋線維 内の核数が増え、トレーニングを中断して筋が萎縮しても、核数は増え たままであるという可能性です※1。このような状態であれば、筋線維 はトレーニング再開後、比較的速やかに元のサイズに戻るでしょう。

もう1つは、長年のトレーニングによって筋線維数が増えていて、たとえ筋が萎縮してもその数は減らず、個々の筋線維が萎縮しているという可能性です。この場合にも、トレーニングを再開すれば、筋のサイズは元に戻りやすいでしょう。これらの両方が同時に起こることも、もちろん考えられます。

※1ごく最近の研究から、マウスの筋に過負荷を与えると筋線維の核の数が増え、その後、除負荷してその筋が萎縮しても、増えた核の数は長い間減らないことが実証されました(Bruusgaard ら、2010)

引用元:石井直方. トレーニングをする前に読む本 最新スポーツ生理学と効率的カラダづくり (講談社+α文庫) (Kindle の位置No.456-464). 講談社. Kindle 版.

 

筋線維は長さ数センチにも及ぶ巨大な細胞で、多くの核をもつ「多核体」です。 核の中には遺伝子があり、タンパク質を合成して筋線維を太くする最初のステップ はこの核の中の遺伝子で起こります。最近の研究から、1つの核が支配できる細胞 の体積には上限があると考えられるようになり、「nuclear domain(核の支配領域)」と呼ばれるようになりました。

このように、1つの核の支配領域に上限があれば、筋線維が肥大できる程度にも 上限があることになります。これを超えてさらに筋線維が肥大するためには、筋線維に含まれる核の数が増えなければならないでしょう。

引用元:石井直方. トレーニングをする前に読む本 最新スポーツ生理学と効率的カラダづくり (講談社+α文庫) (Kindle の位置No.422-428). 講談社. Kindle 版.


上記2つの引用文の内容から

筋肥大させるには
①筋繊維に含まれる核を肥大させる
②筋繊維に含まれる核の数を増やす
ことが必要であり、

過去に筋肥大させた筋肉の場合は
過去に達していたサイズに戻すことに限れば①のみで達成することができ

一方で、過去に筋肥大させていない筋肉の場合は
②も必要になるため結果として過去に筋肥大させた筋肉の方が成長が早くなるようです。

またマッスルメモリーとは筋繊維に含まれる核の数のことだったことがわかります。

私のここ3〜4ヶ月の実体験

さて私の場合はどうだったのでしょうか。

はじめに私のこれまでの筋トレ経歴を述べると

【2010年】
ラグビー部に入部するともに筋トレを本格的に始める。ただし完全なる我流。入部時の体重は50kg。ひょろがり。

【2011年】
肩の故障による手術により半年間プレーから離脱する。これを期に筋トレを学び直す。月刊マッスル&フィットネスの購読し始める。

【2012年】
ラグビー部の練習が週5〜6回ある中で、それとは別に週5〜6回ジムへ通い始める。海外のウエイトゲイナープロテインを飲みまくり生涯最高体重78kgを叩き出す。

【2013年】
相変わらず週5〜6回ジムへ通う。ベンチプレスで100kg挙られるようになる。生涯最高記録は同年に挙げた110kg。

【2014年】
ラグビー部を引退しジムへ通う頻度が週2回程度になる。引退する前は75kgあった体重を炭水化物を一切とらないことにより1〜2ヶ月で60kgまで落とす。

【2015〜2018年7月】
社会人となりお仕事忙殺のため(←ただの言い訳)、筋トレをおサボりする。その結果、美しく平坦な『ぼでぃ』ができあがる。


てな感じです。

そして退職を機に2018年8月より本格的に筋トレを再開しました。

これまで夢の国だったゴールドジム。そこではじめて飲んだリアルバナナ入りバナナシェイクプロテイン、その美味さは今でも忘れません。

肝心の筋トレに関してはやはり全然ダメで、例えばベンチプレスでは50kgが安定せず腕が常時プルプルしてました。ベンチプレスMAXは70kgでした。






はい、そして筋トレを再開して2週間がたった頃、あの超絶スーパーハイパーグレイテストクレイジービューティフルワンダフルアイテムが届きました!!

そう!!ZOZOスーツ!!

画像で測定されている箇所以外にも細かな点の測定結果も確認することができ「おれの体型丸裸やないかいっっっ、きゃっっっ♡」とか思いつつ、自分の体型が定量的にわかるようになったことにテンション爆上げでした。






その後、筋肉はすくすく成長を続け
筋トレを再開して3ヶ月経った頃にはベンチプレス100kg挙げられるところまで戻すことができました。



2013年に挙げた際には3年掛かりましたが今回はたったの3ヶ月。「これはもしやマッスルメモリーの効果?!」とか思いながら、ひたすらニヤニヤしてました。






そして11月にはジムをゴールドジムからReXerに変え、さらなる境地へ。



この日は腕のパーソナルトレーニング
レーニング終了後、パンプしきった私の腕周りは40cmを超えました。





さて、だいぶ余談がありましたが2018年8月に筋トレを再開して最終的に私の筋肉がどうなったかというとこちらになります!!!




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2018/8/21と2018/12/9(再開して111日後)の記録を比較したデータです。
一部抜粋したデータですがどの項目もデカくなっていることがわかります。
特に右腕の反応がよく+8.1cmになりました。

もうほんと上腕三頭筋歓喜歓喜でございます。

まとめ


マッスルメモリーとは何なのか、またそれはなぜ起こるのかについて、そして私の実体験を述べました。

今回の私の実体験からすると、筋肉サイズの成長速度は過去との比較が難しいですが、筋力の成長速度からみるとマッスルメモリーは間違いなくあるように感じました。

もし読者のみなさんの中で、以前に筋トレしてたけど最近サボりがちの方がいたら是非筋トレを再開することをおすすめします。目に見えて変化があって筋トレに再ハマりすること間違いなしです。

以上、『思いの外マッスルメモリーがあって上腕三頭筋歓喜な話』でした。

みなさん、よい筋肉を〜